「刺激反応型パラダイム」から「価値交換パラダイム」へ、さらには「関係性パラダイム」へ。企業活動におけるマーケティングの機能や役割は、外部環境の変化とともに大きく変わってきました。そのなかで、いまもっとも重要なマーケティング課題として、クローズアップされているのが、顧客との関係（リレーションシップ）をどのようにして構築し、顧客満足を高めることによって、いかにして良好で継続的な関係を創りあげていくか、というテーマです。
私たちは、そのためのポイントはコミュニケーションにあると考えています。顧客とのコミュニケーションにとどまらず、流通や社内をも含めた効果的なコミュニケーション・システムを検討し、構築すること。これなくしては、どのように優れた魅力を持つ企業であっても、その価値が相手に伝わりません。
そのためには、企業が抱えるさまざまな課題や問題を分析・検討し、顧客との関係の在り方を把握することによって、共通のコンテクストと解釈コードの共有をベースとした、最適なコミュニケーション・システムを構築することが重要だと考えます。それは、別の見方をすれば、現状を構成するさまざまな情報や事実を洗い出し、再構成し、再編集することによって、現在の状況を変革するための視点（新たなコンテクスト）を創造する作業だといってもいいかもしれません。私たちは、これらの一連の作業を「コミュニケーション・エンジニアリング」と呼んでいます。
私たちは、このようなコミュニケーション・エンジニアリングもしくはコミュニケーション・リエンジニアリング業務を通じて、さまざまな企業のお役に立ちたいと考えています。 |
